>WEB針金細工教室 Part 4


 この辺までくれば、自分の好きな形を作ってみたいと思っていることでしょう。実際に作り始めて、結構、うまくいっている人もいるかも知れません。適性のある人は、かなり速く、上達するものなのです。

それでは、簡単な形から作っていきましょう。まず、「ト音記号」を作ります。

次は自転車です。前の車輪が大きくて、後ろのが小さい、クラシックな自転車です。
  1. まず、ハンドルの部分を巻きつけます。難しかったら、省略して、簡単な形に変えてかまいません。
  2. 前輪の中央で、裏側に折り重ねます。まず、鋭角に曲げてからペンチで挟んで、ぴったり合わせます。
  3. ここで左に曲げて、前輪を作ります。角が丸くならないように、しっかりと曲げてください。
  4. 円を作る時、フリー・ハンドでは、うまくいかないのなら、90度の向きで、手ごろな丸いものに巻きつけて形を作り、後で正しい位置に曲げるやり方もあります。
  5. 巻きつける時、円の部分をしっかり押さえないと、ワイヤーが巻き込まれて、車輪が小さくなってしまいます。
  6. サドルを作ります。
  7. 向こう側へ折り重ねてから下のほうへ曲げます。
  8. 前輪の時と同じように。
  9. 後輪は小さいので形がとりにくいかもしれません。慎重にやりましょう。
  10. 巻きつけて、余った部分をカット。
  11. ここに輪を造っておくと、丸カンをいれ、紐を通してペンダントにしたり、安全ピンを繋いでブローチにするのに便利。

 写真のサンプルは、1.6mm(#16)のビニールコーティングしたワイヤーを使っています。ビギナーは、1.2mm(#18)くらいのものが作りやすいと思います。コーティングのないワイヤーの場合は、もう1ランク下の0.9mmくらいがいいでしょう。

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